児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

愛知県警、監視を強化 児童ポルノ氾濫収まらず、サイト管理者摘発も

 おかげで名古屋出張が多くて、名古屋駅ラーメン横丁も全店完全制覇。
 管理者の刑事責任について、明文の法律欲しいですよね。
 「継続的な立ち直り支援をしている」わりには、被害実態は手記しかない。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090921-OYT8T00708.htm
県警、監視を強化
児童ポルノ氾濫収まらず、サイト管理者摘発も

 インターネット上などで児童ポルノの氾濫(はんらん)が依然収まらない。県警は8月末までに、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で過去最多の58件、55人を摘発、事態は深刻化している。県警少年課は、今月を強化月間としてネット上でのポルノの違法取引の取り締まりを強化しているが、来月以降も監視を続け、悪質なサイトやサーバー管理者の摘発も辞さない方針だ。 (沢村宜樹)
■人生を狂わす犯罪
 「中学生にあがってから自殺未遂を何度も繰り返しました」。小さな時に性的虐待を受け、写真を撮られた女子大生が、児童ポルノ撲滅に力を入れる「日本ユニセフ協会」に寄せた手記の一節だ。幼少時の自分の写真が、ポルノとしてばらまかれる恐怖におびえ続ける。「好きな人ができても、あの写真があるかぎりは自分には絶対に結婚もできないし、子供を産むこともできないと考えています。自分の人生は終わってしまったように感じます」

 児童ポルノは被害を受けた児童に大きな心の傷を残す。同協会の中井裕真・広報室長(44)は「児童ポルノはネットに流れると回収は不可能。被害者は心に深い傷を負い、苦しみの涙を流し続ける」と憤る。親や親類に撮られた深刻なケースも報告されている。県警は、押収画像などから身元が判明した被害児童には継続的な立ち直り支援をしているが、特定は難しく8月末までに8人にとどまった。

■捜査力向上に努力
 収まらない児童ポルノの氾濫に、捜査のメスを効果的に入れようと、県警少年課は半年に1回、ベテラン捜査員が、各警察署員に捜査力向上のための研修を実施している。児童ポルノを探すには通常のネット検索ではなく、独特なコツが必要で、パソコン画面を見ながらの実践的な内容もある。その効果もあって、今年上半期の摘発件数は全国1位と成果を上げている。