児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「青果店赤字で…」 児童ポルノDVD「エッジコレクション」販売で逮捕

 IE8でこの記事を見ると、「エッジコレクションシリーズ」のところに検索結果がリンクされていて、「エッジコレクションシリーズ」の画像が表示されます。
 大阪府警の見解によれば、この記事も公然陳列罪の正犯ですね。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081015/crm0810151204020-n1.htm
「青果店赤字で…」 児童ポルノDVD「エッジコレクション」販売で逮捕
2008.10.15 12:03
 「エッジコレクションシリーズ」と呼ばれる児童ポルノを提供目的で所持したとして、警視庁少年育成課と麹町署は児童ポルノ禁止法違反の現行犯で、神戸市長田区檜川町、青果店経営(46)を逮捕した。容疑者は青果店を経営していたが、「3年ほど前に近所にスーパーができ、赤字に転落した。稼ぐ方法を探していてネットオークションに目を付けた」などと供述しているという。
 調べでは、容疑者は9月30日、自宅で15、16歳の日本人少女のわいせつな姿を映した動画「エッジコレクションシリーズ」をパソコンのハードディスクに保存し、所持していた。

 有体物説にこだわるなら、HDD→DVDとコピーして販売する場合には、HDDについては提供目的・販売目的は認められないと思いますね。判例には反対です。