ID盗用の場合でもは、一律に登録者が責任を負うという約款は、消費者保護法に違反するんじゃないかと思いました。
http://docs.yahoo.co.jp/docs/info/terms/
IDならびにパスワードの管理にはご注意ください
IDを登録されている場合、そのIDならびにパスワードの管理はユーザーのみなさまの責任において行っていただきます。IDならびにパスワードを利用して行われた行為の責任は当該IDを保有しているユーザーの責任とみなします。万一、許可なく自分のIDが利用された場合、またはIDならびにパスワードが第三者に漏洩してしまった場合にはただちにYahoo! JAPANにご連絡ください。また、サービスのご利用を一時的に終了される際には、その都度ログアウトをしてください。Yahoo! JAPANはIDならびにパスワードの漏洩、不正使用などから生じた損害については保証いたしませんのでご注意ください。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080905-00000063-yom-soci
会員のIDやパスワードが盗まれ、そのIDで偽ブランド品などが大量に出品されているという。乗っ取りが疑われるケースも含めると計約1万件に上るといい、被害相談を受けた全国の警察で情報収集を急いでいる。一方、覚えのない出品手数料を請求された会員と、ヤフーの間でトラブルになるケースも増えている。
東京都世田谷区の女性会社員(52)は7月30日、ヤフオクに出品しようとして、自分のIDが「使用停止」になっていることに気づいた。ヤフーに問い合わせると、「偽ブランド品を出品したから」との説明だった。驚いて接続記録を見ると、身に覚えのない出品記録が残っていた。
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消費者問題に詳しい紀藤正樹弁護士の話「多数の個人情報の流出があること自体、何らかのシステム上の欠陥があるとみられる。偽造キャッシュカード問題も当初、利用者個人の責任とされたが、預金者保護法ができて金融機関が原則補償することになった。消費者保護の観点から、ネット事業者も今後、同様の対応を迫られるのでは」
ヤフオクで児童ポルノを売って逮捕された人に利用料を請求してきた話もあります。
以前、ID盗用でオークションが乗っ取られた事件の民事訴訟で、裁判所の調査嘱託でヤフーにID主の取引履歴の開示を求めたら、「盗用者の個人情報」を理由にして開示を拒まれたことがあります。