児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

教育長から皆様へ〜信頼の回復に向けて〜

 断続的に発生するので、なかなか回復しませんね。
 ちょっと忘れた頃に、また出て来るから。

教育長から皆様へ〜信頼の回復に向けて〜
http://www.city.sapporo.jp/kyoiku/top/message/message.html
 平成19年10月1日に、札幌市立星置東小学校の教頭が、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」違反の容疑で逮捕されました。
 児童生徒の健全育成を使命とする教育公務員、ましてや学校において教職員を指導する重要な役割を果たすべき立場の教頭がこのような容疑で逮捕されたことは極めて由々しき事態であり、大変重く受け止めております。
 また、この事件を含め数ヶ月の間に窃盗事件や無免許運転、ストーカー行為などにより、続けて教職員が逮捕されたことは誠に残念であり、子どもたちや保護者、市民の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 公務員は職務を離れても「信用失墜行為の禁止」などの身分上の義務を負っており、教育委員会といたしましては、これまでも繰り返し服務規律の確保について注意喚起を行ってきたところでありますが、今一度、市立の全ての学校長及び幼稚園長に対し、職員に対する一層適切な指導、助言を求めるとともに、全職員が一体となって不祥事の再発防止に努めるよう周知徹底を図ったところでございます。
 さらに、現在作成しております服務に関するリーフレットを約一万人の職員一人ひとりに配付し、個々の職員の意識を喚起する、また、研修の場も積極的に活用するなど、様々な対策を講じ、服務規律意識の高揚に努めてまいります。
 一度失われた信頼を回復することが容易ではないことは承知しておりますが、皆様の信頼を一日も早く回復するため、全力をあげて取り組んでまいります。
 平成19年10月18日
札幌市教育委員会 教育長

http://www.city.sapporo.jp/kyoiku/kyoshokuin/chokaishobun.html
被処分者 小学校 教頭  男性  50歳代
処分内容 免職
事案概要 ○ 信用失墜行為(児童買春)
平成19年9月21日(金)、中央区内のいわゆる「出会い系カフェ」の前で、以前同店において知り合った16歳の少女と待ち合わせ、同女を自家用車に乗せて薄野地区の駐車場に向かった際、同女が18歳未満であることを知りながら、駐車場に停車した車内において、現金6000円を渡すことを約束した上、いかがわしい行為をし、その後実際に6000円を支払った。
  かかる行為によって、平成19年10月1日(月)午前7時49分、札幌方面中央警察署において「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(児童買春・児童ポルノ禁止法)」違反の容疑で通常逮捕された。