児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

元校長のわいせつ行為

 最近は、あっさりと警察に告訴されてしまいますが、阿南くらいだと、非公開要請が強いようです。
 告訴されなければ、前科前歴にならないし、辞職を認めると、教員免許は温存されます。
 他方、告訴されると、実刑の危険が無視できない事例です。
 落差が大きすぎると思います。

http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_118878431049&v=&vm=1
関係者によると、元校長は八月中旬、学童保育が行われていた部屋で勉強をしていた女児の横に座り、短パンの中に手を入れて直接下半身を触ったという。
 女児から「指導員に下半身を直接触られて痛かった」という話を聞いた保護者が、学童保育を運営する保護者会のメンバーに相談。十九日に元校長を呼び出し、問い詰めたところ、わいせつ行為を認めた。元校長は、ほかの女児数人に対しても、服の上から下半身を触ったことを打ち明けたという。
 二十日に再び元校長と保護者らが集まった際、元校長は「女児に対して行ったわいせつ行為について責任をとり、指導員の職を辞することに致します」などと念書を書き、指導員を辞めた。
 二十一日に開いた緊急の保護者会では、元校長のわいせつ行為について経緯を説明。女児の心のケアや子供を性被害から守る方策などを話し合った。警察に被害届を出すべきではないかとの意見も出されたが、結論には至らなかった。
 保護者会メンバーの一人は「幼い女児を狙った悪質な行為は許せない」と憤っている。
 元校長は、徳島新聞社の取材に「私の口からお答えすることはできません」と話している。
 共働き家庭などの児童を預かっている阿南市学童保育は、公設民営方式で運営。市の担当者は「このようなことが起こり、非常に残念。被害に遭った女児やほかの子供たちに影響が出ないよう、カウンセリングなど最大限のケアをしたい」としている。
 元校長は二〇〇三年三月、小学校長を最後に定年退職。〇四年度から学童保育の指導員として学習指導をしていた。

http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_118880364047&v=&vm=1
市の説明によると、この学童保育には小学一−五年の七十六人が通っている。指導員は常勤・非常勤合わせて七人で、元校長は非常勤だった。市は八月二十日、学童保育を運営する保護者会のメンバーから「元校長がわいせつ行為を認めたため、指導員を辞めさせた」との報告を受けた。二十一日には保護者会の代表が、元校長が書いた「今後指導員などの活動には一切かかわらない」との念書を持って市役所を訪れた。
 徳島新聞社の報道で元校長のわいせつ行為が発覚するまで公表しなかったことについて、市は「女児の保護者から強い要請があったため」と説明した。被害に遭った女児の保護者は、被害届は出さない意向という。