児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童が児童買春周旋した事例

 遊客は逮捕。
 出会い系の組織的売春って、大流行ですから、規範意識が弱い少年が、ちょっと真似てみたという感じですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000035-san-soci
男子生徒はサイト上に女子高生になりすまして援助交際を求める書き込みをし、応じてきた男に後輩らを派遣していたという。
 派遣していたのは、当時15〜16歳の高校生3人。昨年9月〜今年3月、応じてきた約120人の男に3人を斡旋(あっせん)。約370万円を稼ぎ、6割を少女が、4割を少年が受け取っていた。
 調べでは、男子生徒は昨年10月29日、東京都荒川区のホテルで、NHK関連会社チーフプロデューサーの男(34)=児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕、罰金刑=にバイト先で知り合った都内の少女(16)を引き合わせ、わいせつな行為をさせた疑い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000204-yom-soci
少年は昨年9月から今年3月にかけ、少女3人に元チーフプロデューサーも含め約120人を紹介、売春の代金計約380万円のうち約150万円を受け取っていたという。
 少年の直接の逮捕容疑は、昨年9月〜10月、女子高生を装って、インターネットの掲示板に「H系の相手募集」などと書き込み、連絡してきた元チーフプロデューサーら3人に少女3人を紹介した疑い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000049-mai-soci
元交際相手の少女らに売春をさせていたとして、警視庁少年育成課は9日、埼玉県川口市の高校3年の少年(17)を児童福祉法違反(淫行させる行為)と児童買春禁止法違反(業としての児童買春周旋)の疑いで逮捕したと発表した。昨年9月〜今年3月の間、16〜17歳の少女3人を約120人の客に紹介、約380万円を得ていたという。
 調べでは、少年は昨年9〜10月、東京都江東区などのホテルで、少女3人に売春させた疑い。女子高校生を装って出会い系サイトに「H系募集」などと書き込み、返信のあった客に少女を紹介、3万円前後で売春させる「援助交際デリヘル」と呼ばれるシステムで、わいせつ行為のあっせんを繰り返していた。
 少年は容疑を認め「『闇の職業安定所』というインターネットのサイトを見て思いついた」と供述している。少女らは埼玉県や東京都に住み、事件当時はいずれも高校生だった。少年は売り上げの6割を少女に渡し、残りを自身の利得にしていたという。