児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

実は100件やったけど、現在まで4件起訴、余罪調べ中。あと何件で終わるのか?

 昨日、2回聞かれました。

国選弁護人「5件で終わるかも知れないね。」
奥村弁護士「希望的観測だと後から落胆するから、証拠が揃う事件は起訴されると考えておいた方がいい。」

 これ困りますね。弁護士もわからない。だいたい、被疑者・被告人が他に何やったのかは教えてくれないし。覚せい剤とか殺人とか出てくればそちらに進展するし。
奥村の経験からいえば、包括一罪の範囲内ではそう拡大しないが、併合罪になる方にはどんどん拡がる。
 100件あれば、5件でも6件でも変わらないんですけどね。
 これくらい余罪を抱えていることは珍しくないし、20件とか立件されると実刑になるので。
 起訴できるかどうか分からないから証拠集めるのが「捜査」なので、途中でとか捜査開始前に誰に聞いてもわからないですよね。
 起訴済について謝罪・反省を進めていって、余罪の立件を勘弁してもらうしかないんじゃないか?