児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

家庭裁判所事件の概況(法曹時報59-1)

 増加傾向
 控訴事件42人中、棄却28、破棄自判10 取下4(破棄率高い!)
 被害者の年齢は16歳(31.1%)、17(30.5%)、15、14、14未満の順。ほとんど風俗店の事案ですが、客も店も16〜17歳か18歳かを見分けて拒絶しなければならない。

 なお、奥村弁護士も影でちょっとかんだ東京高裁H18.1.23が紹介されていて、少年法37条の不都合が指摘されています。
 類似事例として東京高裁H17.12.26(奥村弁護士事件)も紹介されています。違う事件で同時期に同じ部(9刑)で同じ主張(二重起訴など)をしていたということです。波状攻撃作戦ですが、両方破棄されています。