児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

無料画像サイトに少女の裸写真=児童ポルノ陳列容疑初適用−愛媛県警

 なんかパターンになりました。
 強要罪と、製造罪・公然陳列罪。
 陳列目的製造罪と公然陳列目的製造罪については、牽連犯という主張が考えられます。
 提供目的製造罪と提供罪とは牽連犯(奈良地裁)。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061005-00000062-jij-soci
無料画像変換サイトへの掲載に児童ポルノ陳列容疑を適用したのは全国で初めてという。

追記
 西条の警察は、児童ポルノ・児童買春にも熱心で、新法にも果敢に挑戦されています。
 裁判結果は量刑だけ見ると

松山地裁西条支部 執行猶予
松山地裁西条支部 執行猶予
松山地裁西条支部 執行猶予
松山地裁西条支部 実刑

となって、報道の事件の量刑も見えてしまいます。
 3項製造罪(姿態とらせて製造)については、判例(東京高裁H17.12.26)違反となっています。法文を確認すればわかることですが、地元の弁護士も気づかないまま実刑となっているのは残念です。