児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

8歳と児童買春罪?

 ほぼ史上最年少だと思いますが、こんなの典型的な強制わいせつ罪だと思います。
 判例が「対償供与・対償供与の約束を真意を伴わない形式的なもので足りる」とする以上、0歳でも1歳でも児童買春罪の客体になります。

http://www.khb-tv.co.jp/i/inews/NS055200605021928153.html
容疑者は、今年3月顔見知りの当時8歳の女子児童2人に現金1000円ずつを渡して、自宅で体に触るなどのわいせつな行為をしたとして、児童買春禁止法違反の疑いがもたれています。

 児童買春罪と強制わいせつは観念的競合で、同一の公訴事実ですが、強制わいせつなら親告罪、児童買春罪なら非親告罪親告罪の趣旨なんてどこへやら。

7歳〜8歳 小学校2年生
8歳〜9歳 小学校3年生
9歳〜10歳 小学校4年生