書記官「上告趣意書が今日までですが、出さないんですか?」
弁護士「3/20に出したつもり。同じ小法廷の同一被告人の別件に紛れていないかご確認いただいて、届いていないのであれば今から持参。間に合うから。」
書記官「紛れていません。24時までにお願いします。」
弁護士「よっしゃ行くから。」
責任問題になるから事務員さんが必死で調べる。
書留追跡サービスでは「3/17発送、3/20到着 麹町郵便局」。届いている。
弁護士の判断は「ダブっても持参する。ダブったら国家賠償。」。夜間受付への出張者を決める相談開始。
新大阪
↓17:10
↓JR新幹線のぞみ96号
↓19:46
東京
↓
最高裁夜間受付
↓
東京
↓21:18
↓JR新幹線のぞみ161号
↓23:48
新大阪
5分後。
書記官「再確認したところ別件に紛れていました。持って来なくて結構です。」
弁護士「もう旅支度できたよ。行くからなぁ〜。」
書記官「結構ですぅ〜。」
ヒヤッとしました。
同じ被告人の2件の事件が同一の小法廷に係属したので、紛れたんですね。3/30締め切りの事件は趣意書が薄かったので、別件の補充書に見えたのかも。
最高裁から確認の電話があるのも不思議ですが、見つけてもらえなかったら棄却されてたでしょうね。
追記
4/13上告棄却決定