文献一覧は使えます。
しかし、係属中の事件の争点は学者先生の想像を超えたところなので、というか、犯人が図らずもそこを突いてきているので、事件の参考にはなりませんでした。
局付の島戸検事と現場の大橋検事が発言して、改正法について取締側のスタンスは決まったようですね。
それが津々浦々の本庁・支部・区検まで浸透するかどうか、浸透するのにいつまでかかるかに注目しています。
児童ポルノ犯人は、横浜地検に係属しないように祈れ。
とりあえず、果敢に、児童ポルノの没収も求刑してよ。
8 おわりに
今回は,児童買春・児童ポルノ禁止法の改正について.ハイテク犯罪という観点から改正の主眼を概観した。駆け足で概観したので細部の論点(例えばリンクと幇助犯(注11)に触れることはできなかったが,改正法の基本点はご了解いただけたと思う。再現(ママ)するが、児童ポルノがインターネットという広大なサイバー空間に放流された結果は,永続的に悲惨である。犯行の数年後,否 十数年後.当時被害児童だった者の人生を狂わせ,破滅に追い込むかもしれない。今回の改正が,そのような被害者の出現を一人でも少なくしてくれることを願うばかりである。
ダウンロードを販売罪で起訴する検察官も最近いないしなあ。
自宅サーバーで「保管罪」が成立するのかは問いたいところですが、事件が来ない。
http://www.tokyo-horei.co.jp/magazine/sousakenkyu/200412/index.html
【科学捜査】
■検証 ハイテク犯罪の捜査(第41回)
特集 児童買春・児童ポルノ禁止法の改正
横浜地方検察庁検事 大橋充直