大阪高裁H15.9.18(上告棄却により確定)によれば、データは児童ポルノではない。送信による頒布罪は成立しない。
にもかかわらず、罰金50万円となり、懲戒された事例。
大阪高裁管内なら無罪である。メール送信を違法とする法がないから、懲戒処分も回避できたであろう。
(非常上告によって救済されるべきである。)
グループが摘発されており。公判請求された者もいるが、愛知県の弁護士は指摘することができなかった。確定判例があるから楽勝の事案であった。
旧法でメール送信が現行法の処罰対象となっていないことは、立法者・実務家・裁判所の共通認識である。
http://prosv.pref.saitama.jp/scripts/news/news.exe?mode=ref&yy=2004&mm=1&seq=21
処分3
1 処分内容 懲戒処分(停職6月)
2 処分年月日 平成16年1月8日
3 職名・年齢・性別 教諭・46歳・男性
4 学校名 川口市立神根小学校
5 発生年月日 平成15年5月11日
6 事件・事故の概要
当該教諭は、平成15年5月11日午後10時37分ころ、インターネットを利用して同教諭がメンバーとなっているグループの管理者に児童ポルノの画像データ2画像を送信し、その後、同管理者が同画像をグループのメンバーに配信し、もって、児童ポルノの画像データ2画像を頒布した。