先生がこれですから。
http://itp.ne.jp/topics/mainichi/33_14.html
教員の言動が生徒の人格形成に多大な影響を与えることを自覚すること
児童生徒の人格を尊重した教育活動を展開すること
「高い倫理観」より、「普通の倫理観」を確保して欲しいのです。
http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/appeal.htm
緊 急 ア ピ 一 ル
〜すべての教職員に訴える〜
教育は、教職員と児童生徒・保護者・地域住民などの多くの人々の信頼関係によって成り立っています。そして、その教育への信頼は、多くの教職員が長年積み重ねてきた努力によって築かれたものです。
しかし、残念なことに、今年度、教職員による不祥事が相次いで発生しています。このことは、児童生徒、保護者をはじめ、県民の教育に対する期待を裏切り、著しく信頼を損なうこととなりました。
県下の教職員一人一人が、こうした事態を真摯(し)に受け止め、今こそ信頼回復に向けて、全力をあげて取り組まなければなりません。
すべての教職員に対して、次のことを強く訴えます。
1 教職員としての自覚
教育は、日々、人と人とのかかわり合いの中で行われ、信頼関係の中で営まれるものです。中でも、児童生徒との信頼関係は教育の根幹です。教職員の言動は、感受性豊かで多感な児童生徒の人格形成に多大な影響を与えるということを絶えず自覚していますか。
2 高い倫理性と強い自律心
教職員には、その職責から、より高い倫理性が求められます。勤務時間の内外を問わず、絶えず強い自律心を持って行動していますか。
3 資質向上への努力
教職員は、児童生徒の教育に携わる者として、常にその資質向上に努める必要があります。特に、社会人としての感性を磨き、人権意識を高め、児童生徒の人格を尊重した教育活動を展開しなければなりません。児童生徒、保護者の信頼を得るべく、深い専門性と確かな指導力を身につける努力を日々続けていますか。
4 風通しのよい職場づくり
職場に、悩みや困りごとを気軽に相談でき、信頼できる仲間がいますか。また、教育は、決して一人でできるものではありません。困難に直面した時には、教職員相互に積極的に意思疎通を図り、全員で協力をして解決していこうとする風通しのよい職場づくりに努めていますか。
5 児童生徒に対する教育的愛情
教職員一人一人の教育に寄せる愛情と熱意が児童生徒に伝わり、その成長につながっていくものです。このことを理解して、心豊かな子どもたちを育てようという姿勢で日々の教育活動に取り組んでいますか。
教育への信頼を回復するためには、教職員一人一人が地道な努力を積み重ねていくことよりほかに方法はありません。今こそ県下の教職員が一丸となって、教育への信頼回復に向けて日々の教育活動に渾(こん)身の努力を重ねていこうではありませんか。
平成16年9月27日
岡山県教育委員会教育長 宮 野 正 司
岡山県都市教育長協議会長 玉 光 源 爾
岡山県町村教育長会長 竹 内 武 夫
岡山県小学校長会長 家 光 大 蔵
岡山県中学校長会長 福 田 宇 一
岡山県高等学校長協会長 日 笠 紘
岡山県特殊教育諸学校長会長 國貞 忠 克
岡山県立学校事務長会長 坂 根 宏