児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2006-02-18から1日間の記事一覧

大量複写は製造罪

こういう行為の最も非難されるべきは、大量複製です。 販売目的のダビングは製造罪で、販売罪とは併合罪。実際、写真雑誌の印刷行為も製造罪で検挙されています。 提供罪と提供目的所持罪で裁判を受けることになって、たいてい量刑理由で不利な事情として「…

不運な購入者

まだまだ 購入者は処罰されない 買った方は捕まらない という考え方が支配的で、弁護士もそう回答されているみたいですが、処罰事例もありますよ。 売主が外国から発送した場合、買主は関税法違反(輸入禁制品輸入未遂罪=懲役5年)になります。 国内発送だ…

再び「再度の執行猶予をもらってください」という相談

当番弁護士から「再度の執行猶予が取れる」と言われた人からセカンドオピニオンを求める相談。 「ダブル」お願いしま〜す って飲み屋か食堂の注文じゃないんだから。 むずかしいんですよ。 http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20051012/1129087511 http://d…

平成17年中のいわゆる出会い系サイトに関係した事件の検挙状況

「男性被害者」というのはいわゆる「援交狩り」等の被害者です。 http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h17/image/pdf27.pdf 2 主な特徴 ○ 出会い系サイトを契機として行われた児童買春事犯は654件で、前年と比べて91件(12.2%)減少。一方、青少年保護育成条…

また、休日当番弁護士

このところ、土日の当番ばっかりなので、当番弁護士とは弁護士会の弁護士紹介が休む土日だけの制度だったっけ?と思っていました。 聞くと、休日は文句言わない会員に集中しているそうなので、文句を言うことにしました。 もう勘弁してください。 ということ…