このブログは発信者は顕名で、被告人名を消してます。
無罪判決後に問題になるのが、報道とか検索サイトとか個人のブログですね。とっかかりの加害者の特定の段階で、訴訟になります。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091122k0000m040112000c.html
訴状によると、問題のブログは、自称「調査会社の社員」が匿名で開設。刑事事件など自分の関心事を書き込んでいるが、2審判決当日、男性医師の実名を挙げて「わいせつ診療で逮捕〜逆転無罪」とする見出しを掲載。「医療行為と称して患者の体を触り、写真も撮った」などと、逮捕容疑や起訴状に基づき新聞などで報道された内容を書き込んだ。
医師側はこうした内容が無罪判決後にブログに掲載された点を問題視。「社会的評価を著しく低下させる」とし、8月、プロバイダー「ケイ・オプティコム」(大阪市)に発信者開示を求めたが拒否されたため、10月、提訴に踏み切った。
同社側によると、発信者は「社会的に知れ渡った情報を書き込んだ。無罪というニュースも追加しており、権利侵害はなく、名誉棄損に当たらない」と説明しており、同社側は「権利の侵害が明白ではない」と請求棄却を求めている。問題の書き込みは、発信者が「医師の気持ちを考える」として既に削除したという。