児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2女児にわいせつ、1年8カ月の実刑 控訴審で、福岡高裁宮崎支部判決 /宮崎県 2009.04.01 朝日新聞社(宮崎支部H21.3.31)

 検察官控訴事件では、被告人は情状を積み増すような弁護活動になります。
 検事さんが、同種事件の科刑一覧表をくれることがあります。

 小学生の女児2人に対するわいせつ目的誘拐と強制わいせつの罪に問われた被告(34)への控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部は31日、懲役3年保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役3年6カ月)とした一審・宮崎地裁判決を破棄し、懲役1年8カ月の実刑を言い渡した。被告側は即日上告した。
 竹田隆裁判長は「地域住民を不安に陥れたうえ、2年5カ月の間に2件の犯行を重ねるなど犯罪性向は根深い。実刑は免れない」と述べた。