どっちに転ぶかわからないこんなやりとり、傍聴するにはおもしろいですが、弁護人はたまらないですね。
検察官や裁判官のこういう質問はFAQですから準備不足です。
検挙前にはどうせ分かってなかったんだから、児童ポルノ・児童買春の侵害法益とかを学習させて反省させた経過を書面で報告すればこんなことにはならないと思います。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081009/trl0810091357004-n1.htm
検察官「普通、40歳くらいの男性の恋愛対象が10代になりますかね」
被告「それは、人それぞれだと思います」
検察官「ただ欲望を満たすための性的対象としてしか見てなかったんでしょう。被害者に3回会って、ホテル以外の場所に連れて行ったこと、ないですよね」
裁判官「恋愛感情も何も、あったもんじゃないじゃないですか。今まで本気で付き合った人はいるわけ?」
被告「はい」
裁判官「今は、そういう女性を求めなくなったわけですか」
被告「いや、そういうわけでは…。そういう人がいたら結婚したいと思います」
裁判官「お母さんの望みも、きっとそういうところにあるんじゃないの? 家庭を築いて、孫を生んで。あなたも娘の親になったら、被害者の親の気持ちがどういうものか分かりますよ」