児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

警察のノルマ

「業績指標 業績指標① 指標:福祉犯の取締りの推進状況(福祉犯の検挙件数及び検挙及び達成目標人員並びに被害者数)」なんていわゆる「ノルマ」なんでしょうね。
 提供罪・陳列罪の被害者数をカウントすれば早いですよ。
 そういえば、最近、被害者数を数えたような起訴状や判決が多いですね。H14ころには奥村が数えろといっても数えなかったくせに、

http://www.npa.go.jp/seisaku_hyoka/soumu37/191220-2.pdf

平成20年実績評価計画書
国家公安委員会警察庁
平成1 9 年1 2 月
第1 この計画書の趣旨
国家公安委員会及び警察庁における政策評価に関する基本計画」(平成17年12月22日国家公安委員会警察庁長官決定)においては、国家公安委員会及び警察庁における実績評価方式による評価について、国家公安委員会及び警察庁の所掌する政策の体系として、警察行政における主要な目標(基本目標)を設定し、当該基本目標を実現するための個別の政策が目指す具体的目標(業績目標)を選択した上で、業績目標ごとに設定した業績指標(認知件数等のアウトカム指標又は検挙件数等のアウトプット指標)を1年以上の一定期間測定することにより、業績目標の実現状況を評価するものとし、毎年、実績評価計画書を作成し、公表することとしている。
基本目標1 業績目標4 平成20年実績評価計画書
基本目標 市民生活の安全と平穏の確保
業績目標 犯罪等からの少年の保護
業績目標の説明 児童買春・児童ポルノ事犯等の少年の福祉を害する犯罪(以下「福祉犯」という。)の取締りと被害少年の発見・保護活動等を推進することにより、犯罪等からの少年の保護を図る。
業績指標 業績指標① 指標:福祉犯の取締りの推進状況(福祉犯の検挙件数及び検挙及び達成目標人員並びに被害者数)
達成目標:福祉犯の被害少年の保護を図る。
基準年:15〜19年達成年:20年
目標設定の考え方及び根拠:
福祉犯の検挙件数等は、犯罪等からの少年の保護の度合いを測る一つの指標となるため。
なお、福祉犯については、認知件数を把握できないことから、上記の複数の指標を総合的に判断し、業績目標の実現状況を評価することとする。
業績指標② 指標:被害少年の支援等の状況(犯罪被害に係る少年相談受理件数及び少年補導職員等による被害少年の支援事例)
達成目標:被害少年に対する支援を推進する。
基準年:15〜19年達成年:20年
目標設定の考え方及び根拠:被害少年の支援等の状況は、犯罪等からの少年の保護の度合いを測る一つの指標となるため
参考指標参考指標① なし
業績目標達成のた○ 福祉犯等の検挙活動の推進
めに行う施策○ 有害環境の浄化活動の推進(インターネット上の有害情報対策の推進等)
○ 被害少年の支援の推進(被害少年に対する継続的な支援の推進等)
政策所管課少年課