児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

本当に弁護士として力を出せるのは逮捕前なんだ。逮捕されてからは、実は誰がやっても大差ないんだよ。

 ↑この部分は同意見です。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/86569/
◆「ヤメ検」逮捕前こそ力発揮
 元検事の弁護士、いわゆる「ヤメ検」について、「節操がない」とよからぬ声があるのは確かだ。ワシも「センセイ、二重人格ですか」と揶揄(やゆ)されたことがあるわ(笑)。
 でも、刑事事件では普通の弁護士よりヤメ検の方が被疑者のためになる。捜査当局との人間関係はもちろん、何より事件のツボを知っている。それで(立件前に)つぶした事件、ワシでも結構あるよ。
 例えば、仕手筋の小谷光浩(光進元代表)=蛇の目ミシン工業恐喝事件などで有罪確定=が東証一部上場の「国際航業」を乗っ取った後、会社から彼に多額の金が流れた。融資の形を取っていたけど明らかな担保不足で、東京地検特捜部が背任容疑などで狙っていた。
 顧問だったワシは彼に追加担保を差し出すようアドバイスし、もくろみ通り、そのときは立件されなかった。犯罪は成立しているけど、捜査価値をなくしてしまう方法やな。
 逮捕や起訴前に事件をつぶすということは、証拠隠滅と紙一重。だからヤメ検が悪くいわれるんだけど、本当に弁護士として力を出せるのは逮捕前なんだ。逮捕されてからは、実は誰がやっても大差ないんだよ。
 いずれにしろ、検事も弁護士もやることは一緒なの。まずは事実、真実というのがある。この山の頂上に、被疑者の悪口ばっかり言いながら登るのが検事。裏側から被疑者をかばいながら登っていくのが弁護士だわね。
 両方をやってきたけど、全く矛盾は感じないよ。どっちも一生懸命になれるしな。ただ、ワシ自身はやっぱり検事の方が向いてるやろな。いまでも検事が天職だと思う。仮に「特捜部長のイスを上げる」といわれたらすぐにいくわ(笑い)。