児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

買春・恐喝の相談は弁護士へ

 警察の基準では、数十万円の恐喝よりも児童買春罪のほうが食いつきがいいので、不用意に被害申告すると、被害者が捕まります。
 自分が犯罪者だという自覚がないか、その余裕がない心理状態なんでしょうね。
 弁護士としては、児童買春罪について刑事処分を軽くする算段をしてから、恐喝被害を処理することを勧めます。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061124i305.htm
買春少女に恐喝され相談、わいせつ行為発覚で医師逮捕
 容疑者は、相手の少女や仲間の少年から恐喝されたため警察に相談に訪れ、高校生の少女らとの買春を繰り返していたことを打ち明けた。10件ほどの余罪を供述しており、同課で裏付けを進めている。

自分が捕まってしまうと、恐喝の被害届なんてどうでもよくなる人もいますが、それはそれこれはこれできっちり責任を問います。

 児童からの恐喝の事件とか、児童や保護者からの慰謝料請求(これはある程度は正当だと思いますが、限度があります)とか、児童を騙った相手の詐欺・恐喝の事件とか、数件やりましたけど、
   ①買春被疑事件の対応
   ②恐喝被害の対応
という順序で支障ありません。
 これを素人がやるのは無理で、最寄りでいいから、弁護人が必要です。