児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ファイル交換ソフトを通じてわいせつDVDの販売名簿が流出して懲戒された事例

 顧客名簿があると、買ってくれる人が絞れるので、楽ですよね。
 この種の犯罪は、物と金のやりとりするところで、足が付きます。 

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061117-118181.html
わいせつDVD販売で免職
 東京都教育委員会は17日、インターネットで知り合った客にわいせつな画像が入ったDVDを販売したとして都立小金井養護学校の男性教員(45)を懲戒免職にした。
 都教委によると、男性教員は2005年2月から今年4月にかけDVD23本などを販売、約10万円を得ていた。教員のパソコンから同5月にファイル交換ソフトを通じてDVDの販売名簿や、勤務先の児童5人の指導計画文書などがネット上に流出し、発覚した。


追記
弁護士に相談していれば、もう少し「自発性」を演出できるんですけどね。

教員不祥事続々 都立養護学校教諭、“副業”アダルトDVD販売
2006.11.18 読売新聞社
 都教委によると、教諭は昨年2月〜今年4月、アダルトDVD計47枚を約10万8000円で販売。また、ウイルス感染した自宅のパソコンからは、ファイル交換ソフト「Share(シェア)」を介し、受け持ちの児童5人の氏名や住所、障害の程度などを記録した指導計画や写真がネット上に流出したという。
 今年7月に児童の情報漏えいが判明。その後、同じパソコンからDVDの「顧客リスト」が流出していたことがわかり、教諭の“副業”がばれた。教諭は都教委の説得を受けて警察署に出向き、事情を聞かれているという。