児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

カンボジアで少女買春 パソコン講師を逮捕 兵庫県警

 買春→製造→陳列のようです。観念的競合とか牽連犯の主張が考えられます。
 児童ポルノ・児童買春のフルコース+国外犯+余罪なので、厳しいでしょう。
 児童ポルノ・児童買春の国外犯って、奥村の観測では、大阪(製造)、大阪(買春)、大阪(製造・買春)、千葉(関税法違反・買春)、千葉(買春)、名古屋(陳列・買春)で、うち3件ほど弁護しましたが、どうして日本で逮捕されるのかが疑問です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000014-san-int
原容疑者は少女を買春した際に撮影し、画像が入ったCD−Rを現地で製造。国内に持ち込んでホームページ(HP)にも掲載していたという。
 買春からHP掲載まで一連の行為が明らかになるのは珍しく、県警は原容疑者の背後関係などについても捜査を進める。

 
↓まるではかったようなグッドタイミング。[H18.10.17 掲載]

第5回東南アジアにおける児童の商業的・性的搾取対策に関するセミナー
[H18.10.17 掲載]
http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen34/20061017.pdf
2 セミナーの概要
(1) 趣旨
東南アジアにおいて児童買春や人身取引問題等に取り組んでいる捜査機関及びNGO並びに日本の警察機関が一堂に会し、同地域における児童の商業的・性的搾取及び人身取引の現状とその取組み状況等について意見交換を行い、相互理解を深めるとともに、官民協力を深めるため開催する。
(2) 日時・場所
開催日時:平成18年11月28日(火)13:30〜18:15
場所:東京都港区三田2丁目1番8号三田共用会議所(定員30名)
(3) 主催
警察庁、(財)社会安全研究財団、(社)全国少年補導員協会
(4) 参加者等
ア発表者(日英の同時通訳あり)
カンボジアインドネシア、フィリピン、タイの各警察代表並びにインドネシア及び韓国のNGO関係者