児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

同一被害児童に対する同日の児童買春周旋+児童淫行罪を併合罪とした事例(神戸家裁H14)

第17/24 ホテルで、遊客Aを引き合わせて児童買春させ
第27/24 ホテルで、遊客Bを引き合わせて児童買春させ
もって、児童買春の周旋するとともに、児童に淫行させた

という犯罪事実で、

 第1 児童買春周旋罪+児童淫行罪 観念的競合
 第2 児童買春周旋罪+児童淫行罪 観念的競合
 併合罪(重い第1の罪に加重)

という法令適用で、実刑
 判例違反。
 弁護人がよく見て、控訴していればねぇ。