児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

山田朋美「医師による医療行為を装ったわいせつ事犯の捜査」捜査研究10月号'05.10.05

 被害者対策で匿名・匿名裁判所名にされていますが、手口が紹介されています。

1 はじめに
本件は,医師による医療行為を装ったわいせつ事犯であり.医師という社会的立場にあるAが保身を図り,医療行為として行ったものであるとの弁解が出ることが相当程度想定される事案であったことから.その弁解に対する方策を,着手前後に講じ功を奏した点があり,今後の執務の参考になると思われるので取り上げることとした。
また,本件においては被害者が就学児童であり,その精神面のケアとともに.被害児童及びその保護者の処罰感情等をふまえた授査等に腐心したことから.その点についても言及したい。