児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

性犯罪被害者支援フォーラム 「悪いのは加害者」−−吉田さんが基調講演 /岩手

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041004-00000008-mailo-l03

 正論だと思います。奥村弁護士も賛成します。

 しかし、性犯罪被害者に帰責事由があると、量刑が軽くなりますので、弁護人としては、その点に触れざるを得ません。
 もっとも、児童買春で被害児童の尋問もありますが、証人で出てきた被害者(被害児童)を叱ったり、説教したりはできませんので、遠回しに聞く。
 たいてい被害者も警察で絞られているのでこんな感じ。

弁護人 本件の事情聴取の際に、お巡りさんから証人にも悪い点があると言われませんでした?
証人 言われました。
弁護人 どんなこと?
証人 ①・・・
②・・・
弁護人 それを聞いてどう思ったか?
証人 私も悪かったし、もっともだと思いました。
弁護人 お母さんからも怒られた?
証人 はい。
弁護人 その時の気持は今でも同じですか?
証人 はい。
弁護人 no further question!(って、一回言ってみたい)