児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童買春の元秋田県警察官、 別の女子高生への事件で追起訴−−地検 /青森

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20040810ddlk02040049000c.html
 東京高裁で、「児童買春罪の保護法益は社会的法益であるから、そもそも被害者は観念できず、何人の児童と買春しても、1人の児童と何回買春しても単純一罪ないし包括一罪である」という主張をしたことがあります。
 処断刑の上限を下げ、宣告刑を下げようという作戦。
 そういう学説もあるんですよ。

 あっさり棄却されました。
 これで買春罪の保護法益が鮮明になりました。