児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

平成16年上半期における主な生活経済事犯の取締状況

 頑張った警察には、警察庁長官賞くらいもらってると思うよ。
 まあ、ハイテク犯罪といっても、証拠集めは御苦労様なのです。

http://www.npa.go.jp/safetylife/seikan10/h16kami_seikeijihan.pdf
[H16.8.5 掲載]
平成16年上半期における主な生活経済事犯の取締状況について
ホームページを利用してゲームソフトの画像をインターネット上で公開した公衆送信権の侵害に係る著作権法違反事件
会社員が、平成15年12月から16年4月までの間、自己のホームページを利用してゲームソフトの画像を蔵置し、不特定多数の者がダウンロードできる状態にした。サイバーパトロールにより捜査の端緒を得て、16年5月、著作権法公衆送信権の侵害)違反で逮捕した(福岡。

(参考)
ファイル共有ソフトWinnyの開発に係る著作権法違反事件
昨年11月ファイル共有ソフトWinnyを利用して著作権者に無許諾で映画やゲー、ムの著作物を自動公衆送信可能な状態にした自営業者ら2人を著作権法公衆送信権の侵害)違反で検挙した。
その後の継続捜査により、同ソフトを開発した大学院助手が、同ソフトが不特定多数の者により著作権を侵害する情報の送受信に広く利用されていることを認識しながら、それを認容し、あえて前記2人にダウンロードさせて提供し、その違法行為を幇助した事実を解明し、16年5月著作権法公衆送信権の侵害)違反の幇助で逮捕している(京都)。