児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2004-11-05から1日間の記事一覧

関税法違反千葉簡裁H15.10.21 罰金50万円

児童ポルノ輸入罪として報道された事例ですが、関税法違反で処理されています。外国人被害児童の年令調査など裏付け捜査が間に合わないんでしょうね。 正確に言うと、輸入未遂罪。 児童ポルノ輸入罪に未遂罪がないので、適用できない。なんだ、税関で見つか…

<大阪>島田紳助「司会者」を書類送検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041104-00000011-abc-l27 「司会者」とか「メンバー」とか、呼称が滑稽ですね。 法律上は犯罪の嫌疑があると逮捕されてもされなくても「被疑者」、起訴されると「被告人」。 「容疑者」というのはマスコミ用語で、定義…

電子媒体上の第三者のデータの没収

事案こそ児童ポルノ罪の事例ですが、刑法典の論点なんです。が、論者もおらず、刑法学会では関心薄いようでした。 情報処理学会の論文集に出すことにしました。 学会の性格を考慮して、ユーザーがプロバイダーのサーバーに児童ポルノを保存すると、媒体所有…