児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

否認すると勾留される

 送致意見というのは一件記録で見かけることがありますが、生の事件なので公表できません。
 警察はこういう見方をしているということがよくわかります。

新 事件送致書記載要領P196
2 犯罪の情状等に関する意見
本件は、ゲームセンターでいわゆるナンパした女子高校生に対し、その思慮浅薄に乗じて現金を支払う旨約束してホテルに連れ込み、性交に及んだものであり、未成年者の健全な生育を害する誠に不届きな行為であって、近時の性風俗の乱れの一因ともなっている。にもかかわらず、被疑者は、年齢の知情性を否認しており、全く反省の態度が見られないので、当署に勾留の上、厳重処分願いたい。

新 事件送致書記載要領―犯罪の情状等に関する意見記載例

新 事件送致書記載要領―犯罪の情状等に関する意見記載例

新版 事件送致書記載要領 犯罪の情状等に関する意見記載例

新版 事件送致書記載要領 犯罪の情状等に関する意見記載例


 逆に、こういう事情をつぶすような弁護活動をすれば、勾留を阻止できることがあります。