児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

神奈川県警、被害者視を転換

 被害者性が薄れていくようです。

http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20141105-OYTNT50396.html
◆反省を促す
 添い寝やマッサージを男性客へのサービスとして提供する「JKリフレ」など、女子高校生を客寄せに使う「JKビジネス」。高校生らが児童買春やストーカー事件などに巻きこまれる恐れがあると指摘されており、県警は取り締まりに力を入れている。4月には、男性客に密着するプロレス技を高校生らにかけさせていた横浜市内のリフレ店を摘発。ほかにも、水着姿で卑わいなポーズをとらせる写真撮影会を開いた同市内のスタジオ2店を摘発した。

 JKビジネスが広がりを見せるなか、県警は7月、飲酒や喫煙など内規の補導対象に「不健全稼働」を加えた。従来は「被害者」として保護してきたが、補導することにより、高校生らにも反省を促すためだ。少年育成課の幹部は「自分の身を危険にさらすことになるかもしれない行為だと分かってほしい」と話す。

 NPO法人・日本こどもの安全教育総合研究所の宮田美恵子理事長は、JKリフレなどで働く少女について、「気軽に始めてしまうのかもしれないが、結果的に非行や犯罪に結びついてしまう」と指摘。「なぜ補導対象に加えられたのか、その理由と背景を学校や親が子供たちに説明していくことも大切」と訴えている。(佐藤果林)

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f7/p568.html
(3) 神奈川県警察少年警察活動規程等の一部改正について

    警察本部から、「神奈川県警察少年警察活動規程等の一部改正し、警察本部長が指定する不良行為『不健全稼働』を追加して補導活動を強化する。」旨の説明があり、原案のとおり決定した。

   委員から、「少年警察活動は、家庭、警察、学校及び地域社会が一体となって取り組むことが重要であることから、平素から、関係機関、団体と連携を図り、適切な対応に心掛けていただきたい。」旨の発言があった。