児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

少年院・1名・訴額100万円・認容額100万円(東京地裁H23.10.6)

 他の被害者への弁償額もこれくらいだったと思います。

国に100万円賠償命令 少年院でのわいせつ事件
2011.10.06 共同通信
 兵庫県加古川市の少年院「加古川学園」に入所していた元少年(21)が、法務教官だった男性(29)からわいせつ行為を受けたとして、400万円の国家賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は6日、100万円の支払いを命じた。
 本多知成(ほんだ・ともなり)裁判長は「立場を悪用した異常な行為」と認め「人としての尊厳を冒し、自尊心を著しく傷つける屈辱的なもので違法性は大きい」と述べた。「わいせつ行為で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症した」との元少年の主張は「証拠はない」と退けた。