あっさりとした結論です。
榊原禎宏「教員の精神的健康への一視覚−教員による『わいせつ行為』は多いか−」京都教育大学紀要 第116号
抄録:本報告は精神的健康のバロメータの一つとなる逸脱行動のうち性的逸脱を取り上げ,教員による法的意味での「わいせつ行為jが社会全体のそれより多く生じているか否かについて量的な点から知見を得た。ここでの分析の限り,教員による同行為の発生率は高いと判断される。 この結果を,、かに解釈するのか,この事実を何に帰属させるべきなのか、たとえば教員個人なのか,それとも教員の職務や学校の状況が背景にあるのか について議論が必要なことを課題に挙げた。