児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

説得して送らせた事例

 「強要」と評価しないと間接正犯構成は無理でしょうね。「説得」では被害児童も製造犯人。

女子高生に本人の裸画像を送らせる 佐川署が男逮捕
2008.02.09 高知新聞
 【佐川】佐川署は八日、女子高校生にわいせつな画像を送らせたとして、児童ポルノ法違反容疑で容疑者(35)を逮捕した。「女子高生とは知らなかった」と話しているという。
 調べでは、同容疑者は昨年一月ごろ、県内の高校二年の女子生徒(16)とホームページ(HP)を通じて知り合い、裸の写真を送るよう催促。昨年十二月、女子生徒の裸が写った画像をメールで送らせ、自分の携帯電話に取り込んだ疑い。
 同署によると、HPは女子生徒が開設。二人は直接会ったことはないといい、同署が写真送信の経緯を調べている。