児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

小笠原署で、強制わいせつ致傷(ptsd)で、逮捕した事案

 PTSDを言い出したら、強制わいせつ罪=強制わいせつ致傷みたいなことになるので、境界線が問題になります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070925-00000061-san-soci
小笠原村議を逮捕 強制わいせつ致傷容疑 被害女性PTSD
女性は外傷がなかったが、事件後に心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されていた。捜査1課は女性が負った「心の傷」が傷害にあたるとして、強制わいせつ致傷罪を適用した。
 調べでは、容疑者は平成16年7月、小笠原村父島の自宅に商品説明のために訪れた団体職員の女性に後ろから抱きつき無理やりキスをするなどし、胸などを触った疑い。女性は事件の状況が突然思いだされる「フラッシュバック」の症状がでるなど、PTSDと診断されていた。

 小笠原署に勾留するのは、いろいろ大変でしょうね。

http://www.courts.go.jp/saiban/tetuzuki/kankatu/tokyo.html
東京都内の管轄区域表
特別区の存する区域(千代田区 中央区 港区 新宿区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 目黒区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 豊島区 北区 荒川区 板橋区 練馬区 足立区 葛飾区 江戸川区),三宅村御蔵島村小笠原村
高等裁判所 本庁 東京高等裁判所
支部
地方・家庭裁判所 本庁 東京地方・家庭裁判所
支部
家裁出張所
簡易裁判所 東京簡易裁判所
合議事件 東京
少年事件 東京
検察審査会 東京第一・東京第二

第206条〔制限時間遵守不能の場合の処置〕
検察官又は司法警察員がやむを得ない事情によつて前三条の時間の制限に従うことができなかつたときは、検察官は、裁判官にその事由を疎明して、被疑者の勾留を請求することができる。
②前項の請求を受けた裁判官は、その遅延がやむを得ない事由に基く正当なものであると認める場合でなければ、勾留状を発することができない。