児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

岩屋外務副大臣、ブログを訂正 無戸籍高校生問題

 6/21の記事を読めるようにしておいて、訂正・謝罪したことになるのか疑問ですけどね。
 パスポート申請すると、副大臣のブログに個別事情を書き込まれるんですかね?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000003-kyt-l25
岩屋外務副大臣、ブログを訂正 無戸籍高校生問題
6月27日9時19分配信 京都新聞
 母親の離婚調停中に生まれ、戸籍を作っていないため、滋賀県の高校2年の女子生徒が旅券発給を認められなかった問題で、岩屋毅・外務副大臣は26日、自身のブログに「正式な離婚は成立していない」と掲載したことに対し、訂正して謝罪した。

http://iwaya.junglekouen.com/e11957.html
2007年06月26日
訂正とお詫びこんにちは、岩屋です。
いま、パリに来ています。さきほど、ダルフール問題に対する拡大会合が終了したところです。早速に出張のご報告を申し上げたいところですが、今日は本ブログでの私の発言内容に関して一点、訂正とお詫びをさせていただきたいと思います。
それは先般来の「パスポート問題」に関してです。この議論はブログに寄せられたコメントの中に本件に対する麻生大臣の対応についてのご批判があったことに対し、私が状況を説明したことから始まったのでした。丁寧にご説明したつもりでしたが、前々回の私の発言の中に一部、「事実誤認」と受け取られる内容があり、ご迷惑をおかけしました。ここに訂正し、深くお詫び申し上げたいと思います。
本件の場合は「既に離婚は成立しているのだけれども、親子関係確定のための裁判が進行中で、まだお子さんの戸籍が確定していない状況にある」というご説明を受けていた事例だったのです。その点、私のほうに誤解がありました。誠に申し訳ありませんでした。この場をお借りして当事者、ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げたいと思います。
いずれにしても検討の結果、「戸籍未確定」の申請者に対しては現行法ではどうしてもパスポートを発行することは困難でした。したがって、その上で、なんとか今回のような人道上の要請に応えたいと考えて、先にご説明したような省令改正による対応を行なったという次第でした。なにとぞご理解いただきたいと存じます。

なお、今回の件について、パスポート申請者及びその関係者に対して有形、無形の嫌がらせが行われているとの話を聞きました。このようなことは決してあってならないことで、甚だ遺憾に思います。本件問題に関心のある方々に対して、理性的な対応をお願いします。

 訂正されていない記事とコメント

http://iwaya.junglekouen.com/e11555.html#comments
007年06月21日
重ねてパスポートの件について。岩屋です。例のパスポートの件で賛否両論含め、たくさんのご意見をいただきました。ありがとうございます。
麻生大臣は一見、ああいう風にぶっきらぼうなところがあるので、もしかすると誤解されたのかもしれませんね。しかし、実際には戸籍が確定していない人には本来は出せないパスポートを、本件の人道上の要請に応えるために、大臣の判断で省令を改正して応えようとしたという点だけはぜひご理解いただきたいと思います。
本件の場合、■■■■■■■■■■■■■■■■(他方で民法の300日規定については目下、与党間でも議論が進行中ですが。。。)

 コメントは事前承認制なので、「正式な離婚は成立していない」という前提のコメントを取捨選択したような印象です。発信者になるでしょう。