児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

個室ビデオ店が公然陳列罪で摘発された事例

 伝統的な陳列行為。網膜にしか残らない。
 ネットも判例上陳列罪ですが、ネットの場合は閲覧者は保存できます。それは早晩、頒布罪とか提供罪になると思います。

わいせつDVDを店で見せた疑い 大田、経営者を逮捕 /東京都
2007.02.15 東京地方版/東京 29頁 東京都心 (全234字) 
 わいせつ画像を収めたDVDを店で客に見せていたとして、蒲田署はビデオ店経営(62)をわいせつ図画陳列の疑いで現行犯逮捕した、と14日発表した。
 調べでは、容疑者は今月11日、大田区西蒲田7丁目の個室ビデオ店で、わいせつな行為が撮影されたDVDを客の男性(63)に貸し出し、店内で鑑賞させた疑い。
 店には11の個室があり、店内でDVDを見られるシステムだった。同署はわいせつDVD323枚を押収しており、入手先などを調べる。
朝日新聞社

 レンタルを頒布として立件されることもある。わいせつの場合陳列(頒布)目的所持罪がない。