児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

出会い系サイト規制法施行1年半 問題潜在化を警戒=石川

 インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律。
 ほとんど略式なので、何の裁判例もありません。
 実刑事案で高裁法廷に登場したこともありますが、刑務所行くかどうかという瀬戸際では罰金なんてどうでもいいので、全く争われず。

出会い系サイト規制法施行1年半 問題潜在化を警戒=石川
2005.02.12 東京朝刊 22頁 写有 読売新聞社(全1047字) 
◆直接交渉/年齢詐称/匿名性も壁

「(出会い系サイトに)最初は年を書き込まない。書いても十八歳にする」。
サイトを介さないで直接メールをやり取りし、会ってから本当の年を打ち明けることもある.

実際には十八歳未満でも、年齢を偽って書き込まれた場合には、実態把握は困難だ。同課では、各出会い系サイトの掲示板を閲覧し、書き込みの内容を一件一件調べているが、年齢を偽って書き込みをされては、一人一人直接会って確認するわけにもいかず、手の施しようがないという。匿名性が罪悪感を薄れさせ、捜査の壁にもなる。