匿名の電話でよく聞かれる質問です。心当たりがあって、心配なんでしょう。
児童買春罪というのは、被害者がいる犯罪で、被害者の存在と供述が立派な証拠であり、捜査の端緒の典型です。これは消去できないですよ。
中3少女にみだらな行為
2005.01.04 共同通信 (全214字)
少女が昨年十月下旬深夜、愛知県一宮市内の路上で一宮署員に補導され、少女の話から犯行が分かった。
そして、犯人と被害児童が連絡を取って連れ立って行動するわけですから、何らかの物理的痕跡が残ります(防犯カメラとか)。それで供述証拠の裏付けもできる。
被害児童が特定されて供述が得られて、その裏付けができれば、だいたい証拠揃ってしまいますね。
その被害児童が児童買春行為後におとなしくしていてくれるはずもなく、従前通りに活動しているわけですから、早晩、捜査機関のお世話になり、端緒となるわけです。
相談者の心配を除去する手段については、具体的な事実関係に基づいて検討する必要がありますから、お近くの弁護士に有料で御相談下さい。
稀な例としては、児童買春犯人が1人自首して、そこから被害児童を中心とする児童買春犯人たちが一網打尽で逮捕となることもあります。自首した人は逮捕されないことが多いです。