http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041029-00000018-spn-ent
一般に、被疑者自身は黙ってくれた方が弁護士がコントロールしやすいわけです。
記者会見で謝るくらいはいいと思いますが、あまり事実関係を詳細に語ると、固定化されますし、切り取られて放映されるので、被害者の供述と合わなくなる・被害感情を増幅させるなどのデメリットもあります。警察も被害者もビデオ録ってるから。
メリットは思い付きません。
被疑者の供述が関係証拠と違うことはよくあることで、故意にする嘘の時もあれば、見え方が違うとか記憶違いもあるわけですが、捜査機関に「違う」=否認だ、罪証隠滅の恐れだと評価されることが怖いわけです。
事実関係については「捜査受けていますので勘弁してください。」で勘弁してもらえばよかった。そこで泣いて、頭を下げる。
それと被疑者が相談する相手は上司よりも弁護士だと思うんです。被疑者なんだからまず刑事責任処理しないと。弁護士だから言うわけですけど。
まあ、あくまで一般論です。
いまやってる事件でも、被害者の供述と被告人の供述が違うのがあります。どっちにしろ同じ罪なんですけど「被告人の供述」の方が合理的でスッキリ有罪。
ほらね。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/oct/o20041029_40.htm
双方の主張には大きな食い違いがある。
告訴状には、紳助の暴力によって曲げられた女性のメガネや、破壊された所持品などが証拠としてあげられている。