児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ワークショップ「子ども買春・子どもポルノ禁止法」

エクパット関西はさらに直近のお誘いです。直近過ぎますが、参加受け付けてるんですよね。

被害児童の不利益処分(逮捕、補導)を止めさせたいのであれば、警察よりも先に、被害児童を保護する必要があると思います。児童相談所でもNGOでも弁護士でも。
 しかし、弁護士でも児童ポルノ・児童買春に関係した児童を被害者として扱うのには抵抗とか違和感とか感じる人が多いと思います、奥村弁護士のwebが弁護士から抗議を受けた経験とか、刑事確定訴訟記録法で出てくる弁論要旨とか見ていると、弁護士の1/3〜1/2くらいいるんじゃないの?
 こんな被害者の存在が分かり難い法律作るからですよ。前から言ってるじゃん。
 この法律ももう5才だ。

直近になりましたが、この連休に行われるワークショップに
ついてお知らせします。お時間の許す方はぜひご参加ください。
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10月9、10日、ドーンセンターで開催される、北京女性会議フォローアッ
プの全国シンポジウムの場で、エクパットジャパン関西は分科会を開催します

ワークショップ
「子ども買春・子どもポルノ禁止法」
制定から5年目をむかえて
〜被害にあった子どもを処罰しない制度とは?〜
日時●2004年10月10日(日)午前10:00-12:00
場所●ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)

参加費●10日のみ参加 2000円 

      両日参加する場合 3000円  学生 半額

1999年に「子ども買春・子どもポルノ禁止法」が制定されました。この制定に
いたるまでの8年間、エクパット関西では、国際的なキャンペーン運動と連携しつ
つ、国会議員や国内のNGOに働きかけてきました。法律制定は、これら国内外の運
動の賜物(たまもの)だったといえます。確かにこの法律は、加害者の処罰を促進
し、問題への社会的注目を集めることに力を発揮しました。ところが、制定後、被害
者であるはずの子どもが補導されたり、逮捕されたりしています。他にもさまざまな
問題が浮かび上がっています。なぜこのような事態が起こるのでしょうか。問題はど
こにあるのでしょうか。変えていくにはどうすればよいのでしょうか。参加者ととも
に、日本の課題を考えます。

●進行予定●

10:00-10:20 基調報告

「子ども買春・子どもポルノ禁止法はいかにしてできたか?」

10:20-11:00 ワークショップ

「事例学習●被害にあった子どもの権利を考える」

11:00-11:30 報告

「フィリピン/性虐待の被害にあった子どもの権利回復の活動」

11:30-12:00 ディスカッション

「ふりかえりと今後の課題」