児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・強姦・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(強姦罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例違反)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童ポルノの被害児童が減少しているか?

 統計上は激減してますね。
 買春の増加とは対照的。

 しかし児童ポルノの被害児童については、警察は、製造罪で、しかも氏名が判明した児童だけカウントしているわけで、どうなんでしょうか?
 訴訟上、写真やビデオの画面で数えることを求めていますが、氏名が判らないと、重複してカウントされてしまう被描写者もいるわけで、けっこう、厄介な問題です。
 しかし、映っているから、その児童が被害者であることは間違いなく、名前が判らないから保護しないというわけにはいかないのです。

 京都地裁の事件は被害児童200人以上いたのに。カウントされてないよね。
検事さんには8人に見えたらしけど、写真上にナンバリングしていくと、裸の児童は252人位になりました。どの8人なんだよ?訴因特定の話だよ。
 さらに控訴したら、写真集6冊だから6罪になったよ。6人なのかよ?
 無名だからといって、そういう十把一絡げの扱いは、被害者を踏みにじっていると思うのです。
 被害者保護は、被害者として認定することから始まるんじゃないか?
 裁判所が認定しない被害者を、誰がどう保護するかなんて、期待するのもおかしいと思います。

http://www.npa.go.jp/comment/syounen1/hikoupub.pdf
児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件の被害児童数(平成12〜15年)
児童買春事件の被害児童数 児童ポルノ事件の被害児童数
平成12年    840   123
  13年  1,214   175
  14年  1,630    60
  15年  1,546    71