統計上は激減してますね。
買春の増加とは対照的。
しかし児童ポルノの被害児童については、警察は、製造罪で、しかも氏名が判明した児童だけカウントしているわけで、どうなんでしょうか?
訴訟上、写真やビデオの画面で数えることを求めていますが、氏名が判らないと、重複してカウントされてしまう被描写者もいるわけで、けっこう、厄介な問題です。
しかし、映っているから、その児童が被害者であることは間違いなく、名前が判らないから保護しないというわけにはいかないのです。
京都地裁の事件は被害児童200人以上いたのに。カウントされてないよね。
検事さんには8人に見えたらしけど、写真上にナンバリングしていくと、裸の児童は252人位になりました。どの8人なんだよ?訴因特定の話だよ。
さらに控訴したら、写真集6冊だから6罪になったよ。6人なのかよ?
無名だからといって、そういう十把一絡げの扱いは、被害者を踏みにじっていると思うのです。
被害者保護は、被害者として認定することから始まるんじゃないか?
裁判所が認定しない被害者を、誰がどう保護するかなんて、期待するのもおかしいと思います。
http://www.npa.go.jp/comment/syounen1/hikoupub.pdf
児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件の被害児童数(平成12〜15年)
児童買春事件の被害児童数 児童ポルノ事件の被害児童数
平成12年 840 123
13年 1,214 175
14年 1,630 60
15年 1,546 71