児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2007-08-06から1日間の記事一覧

激昂する裁判官

「被告人質問」ですから被告人に「質問」するんですけどね。 さんざん説教した挙げ句、 そう思わんか? といえば、「質問」になるしな。 奥村事件の被告人も「被告人質問」で安永さんに怒られていました。量刑も緩くないし。あれは被告人もちょっと傷つきま…

児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律と予算

改正法については、予算を伴う法律案ではなかったようです。 刑事事件はそっちの予算でやるとして、被害者救済とか調査とかはやる気なしということらしいです。 となると、被告人の弁償というのも、効いてくるわけです。 国会法 第56条〔議案の発議・処理〕 …

情報ネットワーク法学会第7回研究大会個別発表申込

もうなにがなんだかわからない状況で、最高裁に投げていますから、判例紹介のみ。 それでも、要旨が4頁にまとまるか疑問。 下記のとおり,情報ネットワーク法学会第7回研究大会(2007年11月10日・新潟市)個別発表に申し込みます。 ○ 発表題目 : プロバイ…

「強姦しようとした犯人が、姦淫の直前に被害者からの口淫の申出に応じて姦淫を止めた行為が中止未遂に該当しないとされた事例(和歌山地裁h18.6.28)」判例タイムズ 第1240号

奥村が申請しても謄写不許可になってるのに、最高裁webや公刊物に詳細が掲載されていて、不思議な気持ちです。 http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20070324/1174739027

「対償の約束した」という被疑者と、「対償だと約束していない」という被害児童。

金銭授受と性交等はあった。 「対償供与の約束」については、外観理論が高裁の見解。 被害者は児童買春罪のつもりでしたが、被害児童は青少年条例違反の認識。 じゃあ、その金銭授受と性交等との因果関係がないことになるね。

7条1項提供罪で在宅・略式

遠方の県警の事件で、すでに関係者が複数逮捕されていた。 刑事「○月×日か△日に出頭して下さい」 被疑者「その日は両方都合が悪い」 刑事「来たくないのならこっちから令状もって行きますよ。」 被疑者「都合付けて行きますから、ちょっと弁護士に相談させて…

「国会では数少ない女性議員として幼児虐待、児童買春問題などに取り組みたいという。」新人議員

裁判管轄とか罪数とか法定刑とか被害者救済とプロバイダの刑事責任とか、いろいろ法律で解決してほしい問題になってますが、ネットでたたかれたくらいでめげないで6年間やっていただけるんでしょうか? http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070806-OH…