児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

刑法学会の「児童ポルノの刑事規制」

 若手でよろしく。

ワークショップ 4
5月 18日 14:1 5〜17 :0 0
児童ポルノの刑事規制
オーガナイザー渡邊卓也(筑波大学
そこで、本ワークショップでは、?まず、児童ポルノ法の立法経緯並びに現行規定及び改正案の概略について、簡潔に説明する(渡邊)。?次に、児童ポルノ法が国際社会からの要請に応える形で立法されたことに鑑み、諸外国における関連規定及び改正動向を紹介する(永井善之・金沢大学)。?引き続いて、現行規定における解釈論上の論点について、判例の動向を踏まえつつ検討する(仲道祐樹・早稲田大学)。?最後に、法益論の観点から現行規定について分析し、併せて今後の児童ポルノ規制のあり方について考察する(嘉門優・立命館大学)。これらの話題提供を踏まえて、質疑応答を織り込みつつ、参加者とともに議論を深めていきたい。
【参考文献】
永井善之「児童ポルノの刑事規制について(ー) (二・完)」法学67巻3号105頁以下、4号110頁以下、同「サイバーポルノ規制と刑事法改正」刑法雑誌45巻l号130頁以下、森山真弓野田聖子『よくわかる改正児童買春・児童ポルノ禁止法』、渡邊卓也『電脳空間における刑事的規制』191 頁以下、同「複製行為と児童ポルノ規制の限界」姫路ロー・ジャーナル1=2号163頁以下、同「児童ポルノ処罰法における目的犯規定の意義」姫路ロー・ジャーナル4号1頁以下。