児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

青少年条例違反の不起訴率は54%

 こんな不起訴率が高い罪名を扱う弁護士もいないわけですが、よく聞かれるので最新の数字を拾っておきました。
 他庁に送致とか、家裁送致とか未済とかを除くとこういう数字になるので、不起訴率は54%くらいですね。
 起訴されても公判請求は稀で、16%、略式(罰金)が86%です。
 淫行とか夜間同伴とかも含む数字です。

検察統計 年次 2012年
12-00-08 罪名別 被疑事件の既済及び未済の人員
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001113060
地方公共団体条例(青少年保護育成条例)
起訴 1045人
公判請求 168
略式命令請求 877

不起訴 1244