児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

里親の児童淫行罪で懲役2年6月執行猶予4年(福岡地裁H23.6.3)

 これは軽いと思った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000073-jij-soci
少女にわいせつ、「里親」に有罪=「ボランティアに乗じ悪質」―福岡地裁
時事通信 6月3日(金)14時18分配信
 児童養護施設からボランティアで週末に預かっていた10代少女にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反(淫行)罪に問われた会社員の男(38)に対し、福岡地裁(深野英一裁判官)は3日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の有罪判決を言い渡した。
 判決理由で、深野裁判官は「自己の性的満足を得るため、本来少女に家庭的温かさを与えるボランティアに乗じた悪質な犯行だが、反省し今後会わないと誓約している」と述べた。
 判決によると、男は2月7日、福岡県内の自宅で少女にわいせつな行為をした。