児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強姦致傷罪における強姦の故意否認?(大津地裁H21.7.3)

 計画性があるか、被害者を認めにわかに劣情かで争われることはしばしばありますが、姦淫行為を認めて故意を否認することは珍しいですね。

校庭で女児乱暴男に懲役7年 地裁判決=滋賀
2009.07.04 読売新聞
 判決によると、被告は昨年12月14日、東近江市内の小学校の校庭で遊んでいた当時小学4年の女児(10)を校舎の目立たない場所に連れ込んで顔面を殴打し、わいせつな行為をするなどした疑い。
 弁護側は「被告に婦女暴行の意図はなかった」と主張したが、被告の供述の様子を撮影したDVDなどから、弁護側の主張を否定した。