児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

わいせつ事件:元教諭は無罪 市と県に賠償命令 千葉地裁

 わいせつ行為自体は認めたことになりますね。
 今後も雇用者の監督責任をとう訴訟は増えると思います。
 で、どうするかについては、自治体に専門のチームを置いて事件ごとに派遣するという体制になるでしょう。
 児童ポルノ・児童買春の被害者保護と似たような感じです。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081224k0000e040067000c.html
わいせつ事件:元教諭は無罪 市と県に賠償命令 千葉地裁
 千葉県浦安市立小学校の元教諭(49)=依願退職=からわいせつ行為を受けたとして、知的障害のある少女(16)と両親が元教諭と県、市に総額約2000万円の損害賠償を求めた訴訟で、千葉地裁(三代川三千代裁判長)は24日、市と県に対し合わせて60万円の支払いを命じた。元教諭は強制わいせつ容疑で逮捕、起訴されたが、東京高裁で無罪が確定している。
訴状によると、少女は小学6年だった03年4〜7月、教室などで男性教諭から体を触られるなどの性的被害を受けたが、市はわいせつ行為を防止できず、適切な調査もしなかった。県も教諭への適切な処分を怠ったと主張した。