児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童虐待と児童ポルノ被害児童、統計開始後で最悪

 児童ポルノについては、3項製造罪(姿態とらせて製造)のおかげですね。警察は当初児童ポルノ罪に被害者がいることを知らず、カウントしてなかった。

 「虐待」という割には、訴因特定も甘いし、量刑も甘いですね。
 提供罪・公然陳列罪で被害児童ごとに一罪というのは裁判所が抵抗しています。奥村は「『被害者』なんだから特定しようよ」って言ってるが、裁判所は「そこまでせんでええ」というんですよ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080221-00000909-san-soci
児童虐待児童ポルノ被害児童、統計開始後で最悪
2月21日11時21分配信 産経新聞
 平成19年に全国の警察が摘発した児童虐待事件は前年比で1%増の300件となり、統計を取り始めた11年以降、最悪となったことが21日、警察庁のまとめで分かった。また、わいせつな画像を撮影されるなど、児童ポルノ事件の被害に遭った児童(18歳未満)も、同20・2%増の304人で、11年以降最悪となった。

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 また、被害児童数が5年連続で増加し、統計開始後最高となった児童ポルノ事件では、送検された容疑者は前年比7・7%増の377人で、12年の約2・3倍に達した。