児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ホットラインセンター

 ホットラインセンターからの削除要請で、事実上の削除義務が発生するような感じです。
 裁判所の削除命令はもちろんとして。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000030-mai-soci
センターにはこのほか、殺人の請負や自殺の勧誘など公の秩序を害する有害情報が2562件寄せられた。
 違法・有害合わせて5596件についてはプロバイダーに削除を依頼、うち4582件がネット上から削除された。
 一方、海外のサーバーからネット上に流れていた85件の児童ポルノの情報についてはサーバーの所在地にある同様のホットライン機関に通報した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000043-jij-soci
同庁は「検挙は少ないが、多数の通報が寄せられ、プロバイダーと連携した違法・有害情報の削除も進むなど成果が出ている」としている。 

 プロバイダが常時監視するというのは、通信の秘密とか検閲の問題があるので、市民に通報させてから行動するというのは、いい抜け道かもしれませんね。